1年生野外実習秋の恒例「胎内・昆虫の家」に行ってきました。
ここは日本だけでなく世界各地の面白い・美しい・変わってる、そして時には巨大な昆虫が見られるところ。
これ以上はないだろう、という言う事なしの秋晴れのなか、ちょっとしたお出かけ気分。
まあ、何というか、相変わらずと言ってしまえばそれまでだけど、昆虫好きだけでなく生き物に、そして自然に興味がある人なら誰でも何らかの形で目を引くラインナップ。
「面白い!」
「綺麗~!」
「えぐ~い!」
などなど感想はそれぞれでしょうが何らかのインパクトがあります。
今回はじっくりチョウ・蝶を眺めてみたのですが、蝶にも日本らしさがある・・・なっと感じました。
外国産は、まあ一概にはいえませんがキャラクターがハッキリしている感じ。ぱっと見のインパクトが強烈です。もちろん、ここに展示されているのはそれなりの個性的な蝶なんでしょうが、何というか自己主張というか、種としてのキャラクターがハッキリしている感じ。
たとえば下のように羽根の下に数字の89がある奴(なんで89なんだろう?反対側は98ですが)とか、あとモルフォ。これはもう飛ぶ宝石ですね、とか、逆に透けてる奴とか・・・



まあ個性的!対する日本はというと・・・
細やかな模様と色使い・・・そこはかとなくわび・さびを感じさせる、なんというか雅やかとでも言えばいいのかな、日本の自然が育んだ色なんでしょうねえ。
国蝶オオムラサキ・平安時代的雅な紫が・・・いいね。

春の妖精・ギフチョウ

クジャクチョウ・海外マニアには憧れだそうで
この感じ、海外の自然と日本の自然を体験して感じるその自然観とよく似ている気がします。
海外の自然は凄かったり果てしない感じがしたりとまあデカイなあという、広大で雄大で、いざその中に分け入ろうとしたら強い意志と明確なキャラクターをハッキリ打ち出していないと、その自然に飲まれてしまいそうになります。アフリカの海をカヌーで旅していたときは空も海も溶けてしまいそうなマリンブルーで「青に飲まれる」とちょっと怖くなったほどです。
対する日本の自然はというと・・・細やかで繊細な感じ。これは海外では感じることは少ない、日本の自然の感じです。当然それぞれの自然で育まれた蝶たちは、それぞれの自然の一こま、一要素なわけで、一頭(なぜか蝶はこうかぞえるらしく)の蝶も、それが住んでいた自然を写しているということでしょうか・・・。
胎内昆虫の家で学生と少し離れ一人、蝶を見ながらそんな事を考えておりました。
これは日本には無い色というか、どう見ても金メッキ・・・なコガネムシ。
中米コスタリカ産