愛鳥週間が始まりました。新潟市の松林や公園、少し山手の新津丘陵などの森へ行くと、梢から盛んに鳥の鳴き声が聞こえてきます。鳥たちの恋の季節が到来しています。新潟にいる鳥で繁殖期を迎えるのは、1年中見かける留鳥と南アジアから渡ってきた夏鳥です。特に新潟市は夏鳥の多く通過・繁殖する場所です。
黄色のきれいなキビタキ、青の美しいオオルリ、声の美しいコマドリなどがこれから私たちを楽しませてくれます。
さて、鳥といえばニュースや新聞で朱鷺の雛が孵ったことが報じられる時期です。2003年、日本産の最後のトキ「キン」が死にました。現在、繁殖しているのは中国からいただいたものや、その子孫たちです。
現在、佐渡ではトキの野生復帰を目指して、新たな繁殖設備や馴化施設、地域の環境整備が進められています。
朱鷺が野生復帰するには、餌となる安全なドジョウや蛙などの通年の確保。巣を作る高い松、安心して休める生息空間の確保が必要です。これからも、佐渡で野生復帰の環境を整えていかなければなりません。
一度自然を破壊してしまったら、それを元の姿に戻しそこに生き物をかえすことは大変難しいことなのです。私たちは、このことを理解しながら自然との共生を考えていかねばならないのです。
野鳥でも夏鳥、冬鳥などの旅鳥は生育地を広く使います。それは豊かな自然が各地に多く残っていなければならないのです。
現在、かつては身近だったメダカや蛍、トンボ、蛙、植物がどんどん絶滅しています。その絶滅のスピードは地球の歴史始まって以来の早さなのです。
私たちは今こそほかの生物に対する配慮を真剣に考える時期に来ているのです。
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