「自然の大切さ、楽しさを伝える仕事」というとなかなか思い当たらないと思いますが、直接自然を紹介する職業としてネイチャーガイド、エコツアーガイドなどが挙げられます。また、博物館やネイチャーセンターなどでは地域の自然や動植物を紹介したり、水族館・動物園・植物園などでは生物を直接展示することで自然を紹介している場所もあります。
通常はビジターセンターやそれに相当する施設内で通常勤務をしているが、特定の曜日や依頼に応じて自然の中を案内するようなタイプの自然ガイドもいます。職業にはなりませんが、常勤の職員ではなく地元の自然愛好家をボランティア解説員として募集するケースも増えてきています。
旅行会社に勤務し自然体験ツアーやエコツアーなどの企画を立案し、添乗員またはガイドとして旅行をサポートし自然の解説なども行う自然ガイド。通常の旅行とは異なり登山等もともなうため気力と体力を要求される。旅行中の予定や運営に関る事務仕事も多くあり様々な能力を問われる。
自然豊かな観光地にペンションなどを営み、宿泊者を対象に近隣地域の自然ガイドを行う。宿泊をともなう施設なので食事の世話や宿泊部屋の準備など様々な仕事もこなさなければならない。
例:ペンションもくもく(冬山実習でお世話になります。)
国立公園や各種自然公園などでは環境省や各種自治体が設置し運営しているビジターセンターがあります。その地域の自然の展示や解説を行うのが主な業務でそこで働く職員は公務員であったり嘱託職員だったりするケースが多いようです。公務員として働く場合公務員試験を合格する必要がありますが、嘱託職員の場合書類審査と面接のみにより採用されるケースが多く見受けられます。また、運営自体を指定管理者として民間企業に委託しているケースもあります。この場合その民間企業に就職するのが近道です。
ビジターセンターの例
佐潟水鳥湿地センター 環境省(運営は新潟市)
※上記リンクは別のウインドウで開きます。また、本校は上記団体とは特に関係はありません。
この分野の施設への就職は人気がありますが、求人の数が少ない上学歴として大学院以上を要求するケース多いのが特徴です。ただし、地方の小さな博物館などでは少なからず求人をしており、この場合専門学校卒でも募集基準に適合する場合があります。
これらの施設では生物学的、分類学的な学問を重視し在籍する学芸員は自ら研究活動を行い学会などで発表しているケースが多く見られます。博物館などは一般に来館者を楽しませる施設と思われがちですが、地域や特定の生物群の研究拠点としての側面があります。
ほとんどが公的な運営体制にありますが、近年では指定管理者として民間企業に運営・管理を行わせることが増えているので、その民間企業へ就職をするのが近道だと思われます。具体的に、植物園などでは造園会社もしくは緑化関連企業が行っているケースがほとんどとなっています。
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