野外実習体験

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10月31日(土)野生動物(哺乳類)調査体験

野生動物と共存できる環境をめざして

私たち人間と野生動物は、昔から適度な距離を保ち、争いを避けながら共存してくらしてきました。しかし、現在、日本では野生動物が人の生活空間へ侵入し、さまざまな問題を引き起こしています。

例えば日本では、イノシシやシカといった野生動物が農作物を食い荒らしてしまい、年間約170億円もの農作物被害が出ています。また、希少な植物がシカの食害にあい、絶滅の危機にひんしている例もあります。

一方で、土地の開発で自然環境が失われたり、里山環境(田んぼや草原、小川、雑木林など)に人の手が入らなくなったりと、野生動物のすみかがどんどん奪われています。すみかを奪われた野生動物はますます人間生活空間へと侵入してきてしまうのです。

野生動物との共存を目指していくには、「どんな動物がどこに生息しているのか?」「どのくらい生息しているのか?」「どんな生活をしているのか?」を把握し、その対策を考えていく必要があります。人間と野生動物の間にある問題を解決するためには、野生動物の調査は不可欠なのです。 


野生動物の調査はどんな方法があるの? 

野生動物、とくに哺乳類の生息調査は、捕獲による直接的な確認調査方法のほか、足あとや食物の噛みあとなどの痕跡(こんせき)などの間接的な証拠から確認する方法=「痕跡調査」があります。

今回は直接的な調査方法の中でも、動物や環境への影響が少なく、動物の姿そのものを確認することができる「自動撮影装置」を使い、哺乳類調査の体験を行います。痕跡調査に比べると、確実に種類の特定ができます。

実習場所は花園本校舎から車で1時間ほどの場所にある五頭(ごず)森林実習場で行います。数週間前から設置してある自動撮影装置に何が写っているのか?写真と動画を一緒に確認しながら解説します。

当日のスケジュール

日程:10月31日(土)

・12:30~ 花園本校で受付開始

・13:00  本校のマイクロバスで出発

・13:50頃 森林実習場に到着

・14:00  哺乳類調査法の紹介

・14:30  自動撮影装置回収、確認作業

・15:00  現場出発

・16:00  花園本校に到着、解散 ※ご希望の方は個別相談